レビュー|干上がった車のバッテリーを充電器DRC-600で充電するとどうなるか

また上がってしまった!

ワタシは車のバッテリーを上げることが得意だ。2年に1度くらい上げている。

理由は単純明快、車に乗らなすぎる

ただでさえ、サンデードライバー以下のワタシだが、このwith コロナでさらに車に乗る機会が少なくなった。だいたい月に1回乗れば良いほうだ。

その月1回のドライブですら「バッテリーが上がるのを予防するため」が最大の理由だったりする。投資でお小遣いを稼ぐより、車の維持費を見直せよ!ってフィナンシャルプランナーから怒られそうだ。おらんけど。

イラストやで見つけたこちらのイラスト、ファイル名がcar_battery_agaru.png で作者のセンスが光る

バッテリーに追い打ちをかけている原因がもう一つある。

乗らないくせに車を物置にしていることだ。ベビーカーだったり、公園のお砂場セットを毎日のように車から取り出しては戻している。

そんなこんなで、ドアロックが解除できなくなったと妻から報告があった。前回運転したのは2ヶ月前(しかも数キロ)だからよく粘ってくれたほうだと思う。

そして、今回干上がってしまったバッテリーがコレだ。

Panasonic製の大容量が自慢のカーバッテリー caos 100D23L
あまりにバッテリーを上げるものだから、バッテリーの取り外しもお手の物だ

このバッテリー(カオス/caos)は大容量が売りだ。なんたって普通のバッテリーの1.66倍も長持ちするらしい。まさにカオス。

そのぶんお値段は高い。同じクラスのバッテリーと比べると5,000円ほど高く、約1.5倍のお値段だ。しかし、たった5,000円の差額でバッテリーが上がりにくくなるのなら大した価格ではない。もしも外出先で上がってしまったら…と考えると5,000円の保険はとてつもなく安い。

さて、まずは電圧を測ってみよう。本来はバッテリーテスターが良いのだろうがそんなものはない。電圧が規定通りかそうでないかで、問題の切り分けができる。

電圧は驚きの5.03 V!いやいや、この鉛蓄電池の公称電圧って12Vなんだけど

さすがに今までこんなに低い電圧は見たことがなかった。不安になってカーバッテリーの公称電圧をググった程だ。

妻に聞いたところ、昨日まではキーレスで普通にドアロックが動いていたとのこと。こんな低電圧でも動作する車の方もある意味すごい。そんなギリギリまで焦らさないでもっと早く不調を教えてくれたらいいのに。

このバッテリーは購入してから2年かつ20,000キロ程度の走行で、caosの製品保証(3年)を考えるとまだ日が浅い。これだけ電圧降下しているとバッテリーの劣化も進んでしまったかもしれないが、新品を買うのもいかがなものか。

そこで前から欲しかった「バッテリー充電器」にチャレンジする絶好の機会と思い立ち、さっそく買ってしまった。

セルスターのバッテリー充電器 Dr.CHARGER DRC-600を購入

このDr.CHARGER DRC-600(以下、DRC-600と呼ばせて)を選んだのは小型かつ信頼できそうだったから

バッテリー充電器をAmazonで探すと、それはそれはワイヤレスイヤホンのようにいかにも雷撃が走ったものを代表に胡散臭い製品がよく目立つ。カーアクセサリーって昔からそういう文化だよね。

いかにも怪しい製品を除外すると結局は国産メーカーのバッテリー充電器にたどり着く。

普通車向けの製品は4,000円~2万円といった感じだが、はっきり言ってどれもゴツくてデカい。立派なハンドルがついて重厚感のある、いかにもプロ製品を匂わせる見た目だ。

いやいや、ワタシはカーメンテナンスを趣味でやる訳ではないのだ。バッテリー充電器にお世話になるのは多くても1年に1回だろう。コンパクトで押入れにしまっておける程度のサイズがベストじゃないか。

そんな基準で選んだバッテリー充電器がセルスター工業製 DRC-600だ。

DRC-600の外箱は2Lペットボトルよりも一回り大きいサイズで保管もしやすい
セルスター
バッテリー充電器 DRC-600(12Vバッテリー専用)
Amazon
Rakuten

ポップで緩いドクター(おそらくDr. CHARGEだろう)のイラストとは裏腹に、すぐさま車の始動を試みるセルスタート機能、劣化したバッテリーを回復させるパルス充電機能、保護機能が充実していたりと、機能面はかなり本格的な充電器だ。

高機能にも関わらず操作のボタンはたった1つ、そして見た目で分かるコンパクトさが特長だろう。明らかに他の製品とは差別化されている。

箱を開けると本体と取扱説明書のみというシンプルな構成。
立派なケーブルタイが付属していて見た目としては品質が高い印象だ

セルスターといえば、今やドライブレコーダーのイメージだろうが、電源も得意分野だったりする。

車載用DC/ACインバーターとかDC/DCコンバーターは仕事でお世話になった。ただ、ポータブル電源だけは劣化が激しく苦しめられた記憶がががっ!あれだけは許せん。

クリップの接続先も丁寧にラベルに書かれていて親切。バッテリー上がりビギナーにも優しい。
取扱説明書も丁寧だし、いい仕事してますねぇ
充電の設定はすべて1つのボタンで行う。
とはいえ、車種(充電電流)と充電モードを選ぶだけ。ホント簡単

このバッテリー充電器 DRC-600は12Vバッテリー専用なので、トラックのような24Vバッテリーには使えない。購入するときには注意されたい。

DRC-600によるカーバッテリーの充電方法

バッテリー上がりに対処するための単なる充電なら、難しい操作は一切要らない。つないで、寝て待つ。自動でバッテリー充電器が最適な設定で充電してくれる。

バッテリー充電の流れ
  1. 赤いクリップをバッテリーのプラス端子へ接続する
  2. 黒いクリップを車のフレーム(金属部分)へ接続する。
    ※写真のように車からバッテリーを取り外しているときは、バッテリーのマイナス端子へ接続する
  3. 本体のコンセントを挿す
  4. 「設定」ボタンを押して、充電電流と充電モードを選ぶ。
    ※普通車or軽自動車なら、充電電流「4A」・充電モード「ノーマル」となるように数回設定ボタンを押すだけ
  5. 充電が始まる。いまから充電始めるよ!という合図はない
  6. 充電が終了すると、けたたましいブザーが10秒間鳴る
パルス充電やバルク充電といった電流を大きく流す充電のときは内蔵の冷却ファンが唸る。結構うるさいがこれも本体の冷却と製品を長持ちさせるための秘訣だと推測して、優しく見守る
セルスター
バッテリー充電器 DRC-600(12Vバッテリー専用)
Amazon
Rakuten

バッテリー充電器を使ってみて知ったこと・注意したいこと

バッテリーの性能や状態によって充電にとっても時間がかかる

普通車用バッテリーの充電時間目安は取扱説明書に「8~12時間」と書いてある。ところが今回、満充電までにかかった時間はなんと驚きの22時間だ。

大容量バッテリーを空にしてしまったのが一番の要因だとは思うが、目安時間とはいったい?と思うほどめちゃくちゃ時間がかかる。2~3時間で終わるだろう、軽い気持ちで充電してはいけない。温かく見守る心の余裕が大切だ。

22時間の充電後は13 Vまでに復活。
充電後は電圧が高めなので、1日程放置してから測定した

充電後はバッテリーの劣化具合を診断すべし

ただし公称電圧の12Vに近づいたからといって、エンジンが必ずかかる訳ではない。バッテリーが劣化していれば、数回エンジンをかけただけでバッテリーが上がる可能性もある。特にアホなワタシのようにドアロックまで開かなくなるほど長い期間、バッテリーが低電圧の状態にしてしまうとバッテリーの劣化が進みやすい。

バッテリー上がりからの充電後はすみやかにガソリンスタンド等でバッテリーの状態チェックをして、交換が必要かどうか判断することをお勧めしたい。

屋外での充電は危険

この製品は防水ではないし、AC100Vの電源も必要だ。そうなると、屋外でいつ終わるか分からない充電器を放置しておくのはリスクがある

屋根があって電源が取れる車庫が無ければ、大人しくバッテリーを取り外して家のなかで作業するのが現実的だろう。ただし、充電中はバッテリーから水素ガスが出るから換気の良いところで!

ジャンプスタートはその場しのぎ。バッテリー上がりには充電器による充電が大切

考えてみて欲しい。バッテリー充電器で22時間もの充電が必要だったということは、仮にJAFに頼んでジャンプスタートしたとしても、その後22時間も運転しないと満充電にならないという事実だ。オルタネーターの性能にもよると思うが、たった数時間の運転だけでは再始動もできなかっただろう。バッテリーが上がったら、必ず十分な充電をしないと同じ目に合ってしまう。

まとめ

今回は、バッテリーの診断結果もすこぶる「良好」だったし、最後に運転した2ヶ月前よりエンジンのかかりも元気になった(当然だろう)。

購入したバッテリー充電器 DRC-600は、決して安い値段ではないかもしれないが簡単・安心・小型」の三拍子が揃った充電器だった。

実際に使ってみて分かったが、製品の品質も高く自信を持って人にオススメできる。珍しくべた褒めだが決してセルスターの一味ではないので勘違いしないように!

今度こそはバッテリーを上げないワン
セルスター
バッテリー充電器 DRC-600(12Vバッテリー専用)
Amazon
Rakuten

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