WDの6TB HDDが壊れてしまったので

Western Digitalの6TBハードディスク、WD60EZRZが不意に壊れてしまったようだ。HDDが短命(2年半)で壊れるのは初めてだったので、体験記を残しておく。

データのバックアップが進まない

自分のデータ保管スタイルは、Windows 10標準のバックアップ機能でCドライブ全体をNASにバックアップし、Cドライブ以外の大容量データは気が向いたときに外付けHDDにバックアップする方法をとっている。基本はCドライブしか使わない生活なので、Cドライブ以外はゆるい冗長管理になっている。

数日前、データのバックアップを取っていたときにコピー操作のプログレスバーが全く進まなくなった。

データのコピーが進まない原因を探る

タスクマネージャーを見ると、コピー先ドライブのアクティブな時間100%となっているが書き込み速度0KB/秒を指していて、書き込みまったくが進んでいないようだ。

これはHDDがおかしいのではないかとCrystalDiskInfoを立ち上げたところ、「ディスクの健康状態が悪くなってきたみたい⤵」とアニメ声でいきなり言われた。

S.M.A.R.Tで異常が表示されるのは初めてだったりする。
雫ちゃんのイラストは可愛いく焦っているが、実際は悲壮感満載だった
ワタシ
ワタシ

こいつ・・・喋るぞ!
※CrystalDiskInfoのShizuku Editionのこと

と、今まで知らなかったCrystalDiskIndoのドッキリ機能に心の中でツッコミを入れる。そんなことよりも健康状態異常の表示が心臓をバクバクさせる。

異常が発生したドライブはコピー元のHDDか、それともコピー先か。HDDって不良セクタが出てきて徐々に壊れるものではなかったのか。

あれこれ焦りながら確認してみると、コピー先HDDのS.M.A.R.T.に異常が出ていることがわかった。ひとまずコピー元は無事だったからデータの消失はなく一安心だ。

異常判定されているのは代替処理済みのセクター数。この原因を調べてみると「不良セクターの代わりに、代替領域のセクタを割り当てを行ったセクター数」とのこと。状態は注意ではなく異常なので不良セクターが異常判定になるほど発生してしまっている状況らしい。

異常判定されたHDDはWD製のWD60EZRZというモデルで6TBとそこそこ大容量。買ってからまだ間もないのに、HDD価格が高騰中のいま壊れるのは最悪のタイミングだ。

CrystalDiskMarkはデータサイズを64MiBに下げるとかろうじで完走する。
シーケンシャル性能が明らかに低いよね

初期化すらできない

壊れたHDDはバックアップ用だったので、データを救出する必要がないのがせめてもの救い。ただ悪あがきはしてみたい。異常の発生したドライブをフォーマットすればまた使えるようになるかも、と小さな望みは持ちたいものだ。

I-O Dataのデータ抹消ツール「DiskRefresher」でクリーンフォーマットを試してみたが、処理速度が5.8MB/secとおかしい。正常なディスクなら100MB/sec以上で処理できるのでこのHDDは完全に故障していると判断した。

HDDの初期化の残り時間287時間とか、ぴええ。
待ったとしても正常に終わる確証はなく詰んだ状況

仮に正常にフォーマットできたとしても、一度不良セクタを検出したHDDなので長くは持たないだろう。S.M.A.R.T.の情報を信じて正常品と交換するほうが懸命だ。

さて、今回は初期化(クリーンフォーマット)すらできないから困ったものだ。まあ、そもそも初期化できれば故障とは言えないか。

BitLockerで暗号化したHDDなのでそのまま捨てても良いと思っているが、念のため秋葉原の黒歴史最終処分場で物理的に壊してから廃棄しようと考えている。まさかここを使うことになるとは思ってもいなかった。

メーカー保証を確認しよう

ネットでHDDの初期化方法を探っていたところ、自然故障の場合はメーカー保証(RMA)が利用できることがわかった。HDDの保証期間は1年より長めに設けられているケースが多いようだ。

以下のメーカーWebサイトでHDDのシリアル番号を入力するだけで保証状況を確認できる。

Western Digital:https://support-jp.wd.com/app/warrantystatus
Seagate:https://www.seagate.com/jp/ja/support/warranty-and-replacements/

故障したHDDの保証期限は2020年10月とのこと。厳密に言えば、購入日が証明できるものがあれば購入日から2年間以内が保証期限となるが、購入日から起算しても今回は残念ながら半年前に保証が切れていた。

WD60EZRZ(Blueシリーズ)の保証期間は2年間。高価なモデルを購入すれば保証期間も3~5年と当然長くなるので、次に購入するときは故障や保証も頭に入れながらメーカーやモデル選びをしないとなぁ、と一つ勉強になった。

代替として外付けHDD(HD-AD6U3)を購入

バックアップ用のHDDがお亡くなりになったので、急いで代替品を購入することに。

たまたまAmazonプライムデーだったので同じ6TBのHDD購入を検討。セール品を探した結果、3.5インチHDDのバルク品よりも、6TBの外付けHDD(バッファロー製 HD-AD6U3)の方が安かった。

8TB以上のHDDは高騰しすぎて買えない。本当にいい迷惑。

ワタシ
ワタシ

さっきは故障や保証も頭に入れなきゃって言ってた割には、結局セール品に飛びついちゃうよね

バッファロー製外付けHDD HD-AD6U3。
プラスチック製の筐体で安価モデルといったイメージ
バッファロー
外付けハードディスク 6TB HD-AD6U3
Amazon
Rakuten

外付けハードディスクなんて購入するのは高校生のとき以来だ。外付けの用は無いので、すぐにバラして中身のHDDを拝借することに。

中身はSeagate BarraCuda。価格の安さから予想はしていた

今どきの外付けHDDケースってネジ1本を外せば分解できることが驚きだった。HDDの振動を抑えるために防振ゴムリングがついていて、値段の割にはしっかりしていた。

S.M.A.R.T.情報を常に監視し、HDD故障の予兆を察知する

今回、故障に気づいたきっかけは「ディスク間のデータコピーが全く進まない」ことだった。コピー先のバックアップディスクだったのでデータ消失という事態は回避できたが、時すでに遅し感が否めない。HDD故障の予兆は事前に察知しておきたいものだ。

そこでCrystalDiskInfoをスタートアップで起動させ、常駐起動させることにした。機能タブから簡単に有効にできる。

CrystalDiskMarkを常駐させ、HDDの異常をはやめに察知することに

CrystalDiskInfoはメールでの通知機能も設定できるので、自分のPCだけでなく両親や家族のPCにも設定しておくと、トラブルを未然に防げるのではないかと思いついた。

今までCrystalDiskInfoを起動する機会そのものが少なかったので気づかなかったが、無料で利用できるアプリなのにかなり高機能じゃん。製作者には頭が下がる思いだ。

Windowsもこういうハードウェアの監視機能を強化して欲しい。

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