自作パソコン好きな皆さん、ぽっかり空いたその穴、そのままにしてありませんか?
もちろん、PCIスロットで埋められないケースの穴のことですよ。空いているとは分かっていても見て見ぬ振り、していませんか?
実は私も犯しました。スロットカバーの1つが行方不明なんです。いや、正確には3つ捨ててしまいました。長年連れ添った、愛着のあるフルタワーPCケースにはありがちなミスでしょう。
SSDを2.5インチからNVMeに換装するのを機に、ドスパラさんで探してみたものの、えらく高い。
こんな、ただの金属の板が「2枚で600円以上」もするんですよ。1枚300円ですよ。ケース付属のスロットカバーを安易な気持ちで捨ててしまった代償は大きすぎる。
ということで、Amazonで代替品を探してみると、ありました。
ケースに固定するためのネジまで付いて、なんと「3枚で238円!」
ネジも意外と高いから、付属しているのは助かります。とはいっても所詮は中華メーカーの中華製品。安かろう悪かろうで期待せず買ってみたところ、開けてびっくり。作りが意外と良かったです。
このスロットカバーのポイントは、下側のスロットのことも配慮して、上下にネジの切り欠けが入っているところ。なかなか芸が細かいですね。価格は安いですが、塗装も剥げていませんでした。
他の特徴としては、メッシュ加工で通気性の良いことを謳っていますが、これは好みの問題でしょう。
標準品のカバーと同じく、スロットの中央が盛り上がっていて、ピタっとケースの穴を閉じてくれそうですね。
実際に装着してみました。
カバーの中央が少したわんでしまって、ケースと密着していないように見えます。カバー素材が金属メッシュでペラペラだから、仕方ないことかもしれません。空いている隙間は1mmくらいですから、個人的には許容範囲です。
コスパ的にも仕上がりにも満足のいく、PCIスロットカバーでした。あなたもそのスキマ、埋めてみては?